子供の頃、親父の生まれ故郷に戻るときにのお土産は昆布が王道
私もなぜ昆布なのかは知らずに、お坊ちゃんの頃を終えました
まともに知ったきっかけは北前船の話から大阪の昆布文化の歴史の事を知ったのです
都昆布は名前から京都と思い込んでおりましたが
当たり前田のクラッカー同様、堺の街の食の老舗会社でございました
堺には大正から昭和の初めには、約150軒の昆布加工業者が集まる一大産地
固い昆布の加工に必要な刃物が鉄砲鍵からの伝統工芸でもあり、堺の昆布加工は大いに発展したそうです
手すき極薄のおぼろ昆布も大阪の特産品
出汁の旨味にとろろ昆布を乗せるこぶうどん
これに勝る昆布出汁の濃さはこれを超える事は難しい
そういえば大阪商家で育ったばあさまは、煮詰めた昆布が何よりの好物でした
◆ランチ:こぶ饂飩 + 炊き込みご飯
◆この日のてくてく:9,387歩