豚足

30代そこそこの当時、福岡で通った屋台は天神軒、お父さんとお母さんにはとってもお世話になりました
　
もともと当時勤めていた会社の福岡支店の皆さんは、「屋台より居酒屋の方が安くてうまいよ！」の親切心で、夜な夜な残業帰りの居酒屋での一杯会が多かったのですが、ある日早帰りの私は、西鉄天神駅に向かう途中にある屋台、天神軒さんの前で、一人で屋台チャレンジ迷っていました
　
そんな私をお母さんが見つけて「空いてるよ！」のお誘いで、初めて屋台に入れていただいてすっかりこちらの屋台をお気に召してしまったのです
　
次の日から、残業終了後夜の11時前ぐらいから仲の良い同僚から始まり、あっという間に常に6人ぐらいは、わっさもっさとこちらで集まり、終電過ぎての巡回タクシーで帰っていたこと思い出します
　
豚足もそのころ初めて天神軒で頂きました
お皿の上の豚足と、カットした新聞紙が出てきます
　
「これなあに？」に、お母さん「豚足の油は、新聞紙でお手て拭けばきれいにとれるよ！」
お言葉通り、インクの成分、私の手と豚足の油が科学合成反応を起こすのでしょう
水の扱いの難しい屋台での豚足ディナーも、ギトギト汚れもなく楽しくおいしく頂けたのでありました
　
で、久々に豚足頼んでみました
電子レンジでチン！のやつです
　
キムチ味のたれにも合います
食べた後、カウンターのティッシュのお手て掃除は、カット新聞紙には到底かないませんでした