ウナギ目、カライワシ目、ソコギス目など、カライワシ上目の魚類に見られる平たく細長く透明な魚をレプトケファルスと呼ぶらしい
レプトケファルスの個体である、アナゴの稚児で高知で「のれそれ」と呼ばれています
3月から4月まで出回っていますが、稚魚の成長は驚くほど速く日を増すごとにサイズも大きくなります
旬を超えてある程度の大きさになると私は、苦みが気になります
20年近く前、四国高松に赴任していた頃、早春の時期に初めて「のれそれ」なるものを戴いたのですが、三杯酢に合う上品な味が印象的でした
近年の輸送手段と保存技術のおかげで、早春の大阪にも出回るようになったのですが、私の周りではまだこののれそれを知らない人が、結構います