この日は、私の妹が近くに来たからと電話があったので、早めに退社
おっさん、おばさんの二人連れとなりました
妹は、すでに人生のうち関東での生活のほうが長くなっています
こじゃれた物より関西風味の料理で、こちょっと美味しいものを食べればよいのです
この日ぶらりとお邪魔したのは北浜のよし田さん
昔偶然見つけて入った堺筋本町と北浜の間にある瓦町よし田さん、当時からお値段手ごろなのに、とても美味しいよし田さん
あっという間に支店が増えて、この日は足の便が良い北浜のよし田さんを選びます
この日のおすすめメニューの一番最初に書かれていたのはノドグロです
ノドグロといえば、つい先日の錦織圭さんの名文句「ノドグロ食べたい!」のフレーズが浮かびます
錦織さん、高級魚のキンンメやフグやノドグロ等、「いつもええもん、食べてるんやろな~」程度の印象だったのですが、
ウィキペディアさんに聞いてみたら
「アカムツ別名、ノドグロ(喉黒)。
佐渡、富山県、石川県、山陰では高級魚として扱われ、
島根県浜田市では「ノドグロ」の名称で市の魚にも指定されている。・・・」
と書かれています
島根県松江ご出身の錦織さん
私、大阪生まれの大阪育ちなのですが、今でも本籍地は、島根県の街
親父の本籍が私の本籍のままなのです
ノドグロの名称が、島根県という事ここで初めて知りました
で本題に戻って、本日1番のおすすめなら、お願いしなければいけないでしょう
ノドグロ煮つけでお願いしてから5分も立たないうちに、板さんの「ノドグロ終わりました!」と仲居さんへのお声掛け
やっぱり錦織圭さんの人気もあって、早くも売り切れメニューになりました
他にはこの日のおいしそうなものの中から、カツオ、蛤、れんこん、かぼちゃのいとこ煮(ウィキペディアさん)お願いしました
まず、お刺身から出てきてお願いしたもの並んでいきます
ここでもよし田さんらしいお心配り、よく遠慮の塊の残る一盛料理には「お料理それぞれの2鉢に分けました」と、並べてくれます
この配慮、ちょっとしたお客さんを連れてくる時にもとっても助かるのです
お味付もお料理の配膳順もとてもいいのです
最初にお願いしたノドグロ煮つけ、店長さんがこれを私たちのメインオーダーに見立てたのでしょう
最後の飾り皿に盛られたノドグロ煮つけはとってもきれい
甘辛煮つけでしっとり柔らかなノドグロさん
妹もいたくお気に入りとなったようです
戴き終えて妹の一言
「お兄ちゃん、昔魚嫌いで食べ方下手やったよね?」
これは、福岡で覚えた魚釣りのお蔭です
釣る → 自己満足 → さばく → 自己満足 → 食う → 自己満足
の、拡張型自己満足の定理のお蔭です