どうやらデザイナーさんも知らないうちにお蕎麦にはまったようで、今日何にします?に「いやでなければお蕎麦」のお返事です
それでは私も初めてですが、天六近くの十割蕎麦 馥(かんば)さんを目指します
いろんな方のBlogで見れば、結構解りづらいところにあるようです
私も何度も前を通っているのですが、今まで全く気付いていません
注意深く歩いていてここらあたりと見回すと、ちょこっと空き地の奥に目に鮮やかな緋色の暖簾
格子扉を開いてみると、和風民家をリノベーションした装いのしっとりとした玄関です
お客は偶然私たちだけ、靴を脱いでお部屋に上がれば板場を囲むテーブルに席が8つ
お蕎麦のお店にしては、趣がありすぎます
9月から夜は、完全予約の炭火鮨 肴、お寿司のお店で営業されているそうです
このお寿司30品目15,000円のお任せコースということなのですが、まずはお昼はお蕎麦のお話の続きです
初めてのお蕎麦は、飾りの通じないざる蕎麦でお願いしました
待ってる間のつなぎには、小皿に揚げ蕎麦が出されます
これ塩味がよくってとっても旨い!
丁寧に一人分づつの作業でお待ちかねのお蕎麦が出てきました
蕎麦チョコ、盛られたおネギに合うりワサビいずれのざるやお箸にも大層なこだわりを感じます
お蕎麦の一口目、十割蕎麦 馥(かんば)さんの凄さがわかります
旨いのです
どちらか言えば細めんのしっかりした蕎麦で、ボリュームもしっかりあります
出汁の好みもばっちりで、二人無言でお蕎麦に集中
最後の切れたお蕎麦も、先ほどの繊細な箸先できれいにいただくことだできるのです
さらに驚くことには蕎麦湯!
濃い濃い!
これはこれで一つのお料理
今までいただいた、蕎麦湯の中でも最強でした
昼のお蕎麦の印象は、夜の飲み物にも影響しました
仲良しさんが目ざとく見つけた本日入荷の日本酒、桃川 にごり純米 とろうま
グラスに注がれた濁り酒、隣で見ていた私には、まるで蕎麦湯のように見えてきて、思わず私も久々の日本酒、いっときました!
◆ランチ:ざる蕎麦
◆この日のてくてく:8,929歩